令和4年5月17日（火）～18日（水）長野県へ

才門辰史氏による、当事者同士が支え合い、再犯に戻らず社会復帰できる道を「NPO法人セカンドチャンス」講演会を傾聴しました。
「中学生の頃から劣等感を感じ犯罪を繰り返した。少年院を出所したが新しく生活するのは大変だった。人の目が気になり、自分の本音は言えなかった。人との出会いが大切なことが分かりました。フリースクールで高校卒業の資格をとり、学園長のすすめで大学へ行き、社会福祉学科、社会学を学んだ。その後学園長に『フリースクールを手伝ってくないか。』と言われ、自分が必要とされていると思いとても嬉しかった。声をかけられることはとても嬉しいし、今迄の経験がプラスになり仲間に出会えて二度と犯罪を起こさないと決め、この講演活動を開始しました。」との事でした。講演を聴き、とても感動しました。
二日目は「母べえ」「母と暮らせば」の撮影地の国登録有形文化財の「旧山本中学校杵原校舎」で社会と音楽の授業体験と校内見学をしてきました。
旧山本中学校より全員がミニ卒業証書を頂きました。皆さん何十年ぶりの卒業証書をニコニコ顔で頂きました。